那覇市の奥武山公園で10月26日(土)～27日(日)に開催されました第37回沖縄の産業まつりの一環として、沖縄県発明協会が毎年、発表しています「発明くふう展」の受賞者が発表されました。今回、特許･実用新案権の部で、当社、㈱未来企画、住友化学㈱の３社が共同開発を行いました「マジックミラーユニット窓構造及び手摺」(製品名･光のカーテン)が、栄えある県知事賞最優秀賞を受賞いたしました。同賞は、独創的な発明・考案を広く紹介し、知的財産についてもっと知ってもらおうとの趣旨で設けられ、今年は特許（技術）が16件、意匠（デザイン）が4件と計20件のエントリーがありました。

従来の「光のカーテン」は、建築物の窓において、夜間外部から内部が見通せてしまいプライバシー確保の問題がありました。それに対し、今回の製品で、透過度がガラスよりも高いアクリル板を採用し、そこにＬＥＤ光の拡散･発光制御技術等を活用して、従来よりも外から室内が見えない構造にしたのが、高い評価を受け、今回の受賞となりました。